北米のシェール革命や中国経済の減速などにより原油価格は昨年来、1バレル当たり約50ドルと半値に急落。だが50ドルは底値などではなく、歴史的に見れば今後の価格動向を決定づける境界線でもある、という。OPECの価格支配が崩れた現状では20ドルまで下がり得る、と指摘する英経済学者のロジックを紹介する。

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日経ビジネス2015年1月26日号 88~89ページより目次

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