1996年から2年間、特許庁長官を務めて以降、20年ほど知的財産と関わってきました。利権集団や族議員というエンジン役が存在しない知財は、グライダーのようなものです。追い風にも向かい風にも上手に乗って、正しい方向に進ませる。これこそが自分の役割だったように思います。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1340文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員なら

人気コラム、特集…すべての記事が読み放題

ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題

バックナンバー11年分が読み放題

日経ビジネス2015年1月26日号 1ページより目次

この記事はシリーズ「有訓無訓」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。