約6年ぶりの水準に下落した原油価格が、日本経済の救世主として期待されている。しかし企業の海外生産シフトや省エネの浸透で、恩恵は過去10年間で大幅に薄れた。むしろデフレからの脱却が遅れるリスクが大きくなるだけに、過剰な期待は禁物だ。