「1ドル=130円、140円…。いや、1998年当時の147円が再来するのではないか」──。生活雑貨などの製造販売で年間2670億円以上を売り上げるアイリスグループ。日本だけでなく中国や欧州、米国にも販路を持つ同グループを率いる大山健太郎会長の目に今映るのは、150円近くにまで進行する「最悪」の円安の世界だ。

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日経ビジネス2015年1月12日号 28~29ページより特集目次号全体の目次

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