経済協力開発機構加盟国で第2位となった相対的貧困率、雇用者の約3人に1人を占める非正規労働者、経済苦などを背景に年間3万人へ迫る自殺者…。2015年も格差の解消は日本社会の重要な課題だ。「そんな状況にありながら、格差の源である競争を促すとは、何を考えているのか」。タイトルを見てそう思った読者も少なくないはず。だが、それは大きな誤解だ。