総選挙を圧勝に導き、長期政権への足場を固めた安倍晋三首相。だが、「熱狂なき勝利」をもたらしたのは、ほかに選びようがないという有権者の消極的選択だ。これで政権運営が順風満帆になるわけでは決してない。2017年4月の消費再増税に耐えられるように実質所得を上げ、企業の設備投資を促せるのか。与党の抵抗を抑え、この国の構造問題に切り込めるのか。安倍政権の命運は「アベノミクス2」の成否にかかっている。

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この記事はシリーズ「時事深層(2014年12月22日号)」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。