京都企業の力を結集し、往年のスポーツカーをEV(電気自動車)として復活。土台となるEVプラットフォームも市販予定で、事業拡大に向けアクセルを踏む。

市販予定のEVの土台
EVのプラットフォームのみの販売も始める。右は7月から納車が始まった「トミーカイラZZ」。1台ずつ手作業で生産している(写真=山田 哲也、以下同)

 幻のスポーツカー──。車好きの間でこう呼ばれ、1990年代後半に206台のみ発売されたクルマが今年7月、復活を果たした。

 その名も「トミーカイラZZ」。トミーカイラは輸入車販売やチューニングで有名だったトミタ夢工場という会社が開発したスポーツカーのブランド。2003年、トミタ夢工場は経営難で倒産し、モデル開発が途絶えていたが、京都大学発のベンチャー企業、GLMがEV(電気自動車)として復活させ再び市販を始めたのだ。

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