預金保険は通常、銀行の破綻を回避するための制度である。この制度は、大恐慌当時の米国が初めて導入した。この時、全米にあった2万4000の銀行のうち半分近くが破綻した。1970年代以降、幾度かの金融危機を経て、欧州各国にも同様の制度が広がった。これらの制度の目的は、銀行が破綻した際に預金者に対して一定水準の保証を与えることで、取り付け騒ぎを未然に防ぐことにある。

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この記事はシリーズ「世界鳥瞰(2014年12月15日号)」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。