2つのサプライズが投資マネーを日本株に引き寄せた。日本の7~9月期の実質GDP(国内総生産)速報値が、事前の市場予想を覆し、前期比年率でマイナス1.6%という衝撃の数字になった11月17日。米国のヘッジファンド、インダス・キャピタル・パートナーズのパートナー、ハワード・スミス氏はニューヨークの本社でその数字を見ながらつぶやいた。

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日経ビジネス2014年12月1日号 28~29ページより

この記事はシリーズ「特集 景気失速の主犯」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。