絵の具を混ぜたり塗り重ねたりせず、画面上に並べていく筆触分割という技法を用いて、クリアな明るさを表現した印象派の画家。その技法に最新の光学理論を取り入れ、科学的に発展させたのが、19世紀末に誕生した新印象派だ。「新印象派を代表する画家スーラは、色彩を細かな点に分けていく点描技法を確立。これは現代のカラー印刷につながる原理です」(東京都美術館学芸員の大橋菜都子氏)。

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この記事はシリーズ「CULTURE(2014年12月1日号)」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。