芋焼酎と言えば、当然のことながら芋臭いのが特徴だ。ところが、霧島酒造が開発したのは、自己否定につながりかねない「芋臭くない」焼酎。後の起死回生につながる強力な武器は、商品開発思想のコペルニクス的転回から生まれた。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り2871文字 / 全文文字

【春割/2カ月無料】お申し込みで

人気コラム、特集記事…すべて読み放題

ウェビナー・音声コンテンツを視聴可能

バックナンバー11年分が読み放題

日経ビジネス2014年11月10日号 32~33ページより

この記事はシリーズ「特集 黒霧島 5000日戦争」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。