今年7月に直木賞を獲得した著者の受賞後第1作。欲にまみれ悪行の限りを尽くす後妻業の手練手管をリアリティーたっぷりに描く。極悪非道な犯罪を取り上げつつも、大阪弁のテンポ良い会話でコミカルな雰囲気が漂う。カネに執着する人間のもの哀しさ、滑稽さを浮き彫りにする極上のエンターテインメント小説だ。

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この記事はシリーズ「CULTURE(2014年10月13日号)」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。