澤田社長らがしきりに口にする「原点回帰」は、古き良き時代への懐古にも映る。だがそれは、カネボウという“異物”すら、強みの「技術」で取り込もうという挑戦だった。感性と技術。その二項対立を超えて、花王は「超・技術経営」にたどり着いた。