過去の成功体験から抜け出せず、世界で存在感を失いつつある日本企業。グローバル化で競争条件が一段と厳しくなる中、変革のタイムリミットは刻一刻と近づいている。日本企業が反撃力を取り戻し、“再攻”するためには何が必要なのか。日経ビジネスが報道してきた企業改革の中から「読者の記憶に残る変革」を抽出し、ヒントを探った。歴史的変革の当事者たちが示す革新の条件は3つの「断」に集約できる。
- ▶ 事業入れ替えの「決断」
- ▶ 生え抜き主義の「断絶」
- ▶ 組織の「横断」的活用
CONTENTS
PART 1 特別インタビュー
稲盛和夫、日本の変革力を憂う
京セラ・第二電電創業者 日本航空前会長
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変革01 企業改革
ホンダの第2創業改革 -
変革02 企業改革
パナソニックの 「脱幸之助」改革 -
変革03 企業改革
日産自動車の事業再生改革 -
変革04 業界改革
しまむらの高効率流通革命 -
変革05 業界改革
日本マクドナルドの価格破壊革命
PART 4
変革生む3つの「断」
成し遂げた経営者たちが示す