現行のトクホなどでは制約の多い「機能性」表示が、来春に様々な食品で可能になる。「ゆるいトクホ」が認められると、日本人の食習慣や健康維持の仕方はどう変わるのか。先進国の米国に“解”を探るとともに、緩和を先取りする国内の動きを追った。

米国では「機能性」表示の解禁でサプリメントの販売が急拡大。ドラッグストアなどでは、100種類以上のサプリメントが棚に並ぶ

 「関節の動きをサポートします」

 このように関節や肝臓、目といった体の特定の部位を挙げて、食品の成分がもたらす作用(機能性)を記載することが、来年春から従来に比べて幅広い食品で簡便にできるようになる。食品の機能性についての新たな表示制度がスタートするからだ。

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