急速な円安・ドル高が進み、市場では「1ドル=110円は時間の問題」との見方も出始めた。しかし貿易構造の変化で輸出採算の改善による恩恵よりも、企業・家計のコスト増が懸念されている。アベノミクスが景気回復の頼みの綱にしてきた円安は、効用よりも副作用が顕在化してきた。
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この記事はシリーズ「時事深層(2014年9月22日号)」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。