中身はほぼ同じなのに、デザインで圧倒的な差を付ける──。そんな「デザイン家電」が売れ行きを伸ばしている。だが、市場の中心にいるのは、米アップルや英ダイソンなど海外勢ばかり。日本の家電メーカーは、せっかくのうまみある市場で存在感を打ち出せていない。なぜ日本人は、機能重視の「生真面目モノ作り」から脱却できないのか。その背景には、国内家電メーカーの組織的問題がある。

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