この図に今年、スマートロボットが初めて加わり、これから普及が見込める最新のキーワードとなった。スマロボの市場は爆発前夜を迎えている。

 先頭を走る米シリコンバレーと追い上げる中国。現地に入った取材班が見たのは、来るスマロボ社会を見越した新しく力強い動きだ。

 しかし、かつて「ロボット大国」と呼ばれた日本の影は薄い。日本が力を入れてきたのは、“つながらない”ロボット。これまで、歩いたり踊ったりできる人型ロボットが数多く世に出たが、大半はいまだ、「高価な玩具」の域を脱しきれていない。

 人と多様なロボットたちが共存する社会が間近に迫ってきた。そこに、日本はどう絡んでいけばよいのだろうか。

(齊藤 美保、井上 理、林 英樹)

街の中を警備ロボットが動き回ったり、ドローン(小型無人飛行機)が自由に飛び回ったりする未来が間近に迫っている(写真=Johner Images)

CONTENTS

PART 1
「スマロボ」生態系、米で産声

PART 2
侮れない中国“机器人(ロボット)”

PART 3
世界は「アトム」を求めない 日本復活への道しるべ

日経ビジネス2014年9月15日号 28~29ページより目次