2014年8月25日号
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特集 戦う取締役会
社外取締役 攻めの時代へ
10月にサントリーホールディングスの社長に就くことが決まり、日本を代表する「プロ経営者」として名を馳せる新浪剛史氏。ローソンの業績を立て直した手腕が買われたものだ。実はその裏では、社外取締役の鋭い指摘を経営戦略に反映させていた。
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特集 戦う取締役会
ソニーが落ちた「形だけ」の罠
制度も社外取締役の「格」も申し分ないが、肝心の結果が最悪──。日本企業のガバナンス改革の前に、「ソニーの呪縛」が立ちはだかる。形だけの改革は、成長どころか経営者の保身に活用されるリスクがある。
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特集 戦う取締役会
脱「お飾り」の条件
会社法が改正されるから、社外取締役を1人入れておこう。そんな甘い考えが、企業に関わるステークホルダーを不幸にする。日本が陥るガバナンス不全の構図から、どうしたら脱却できるのか。
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特集 戦う取締役会
2014年版 役員報酬ランキング
「報酬は優秀な人材を引き付ける手段。障害になってはならない。日本人の報酬が低いのもおかしい」6月末の日産自動車の株主総会。カルロス・ゴーン社長の発言に株主は拍手で応えた。上場企業に義務付けられた1億円以上の役員報酬データを集計したランキングで、トップは前年に引き続き日産のゴーン社長。