日本のeコマース(EC=電子商取引)は楽天・アマゾンが寡占している──。そう思う人もいるだろう。だが、現実は違う。「BtoC(企業対消費者)」「CtoC(消費者対消費者)」合わせると、国内EC市場は既に16兆円規模になったようだ。うち、楽天・アマゾンによる流通総額は3兆円弱。13兆円は2強以外が生んだ。そして、わずか2年で市場は4兆円も膨らむ。今、この巨大市場を巡り、新旧、大小が入り乱れた争奪戦が始まっている。2015年、20兆円市場を巡る「大乱戦」。その現実をご覧あれ。

(井上 理、原 隆、中川 雅之、染原 睦美)

出所:eコマースの市場規模はMM総研で年度ベース。コンビニ市場は日本フランチャイズチェーン協会、スーパー市場は日本チェーンストア協会、百貨店市場調査は日本百貨店協会。2013年における楽天の数値は実績値。そのほか2013年、2015年の楽天、アマゾンジャパンの数値は、実績値と年次成長率などを基に日経ビジネスが推計した

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日経ビジネス2014年8月11日・18日号 24~25ページより目次