「クールジャパン」──。その起点は、ある米国人のジャーナリストが2002年に書いた論文「Japan’s Gross National Cool」だった。「不況期の日本から新たな文化的勢力が台頭しつつある」。彼は3カ月の取材成果をまとめ、そう指摘した。アニメ、マンガ、ゲーム、音楽、ファッション…。新勢力とは、ポップカルチャーとそれを支えるコンテンツ産業を指す。それから10年以上。巨大な内需に支えられてきたコンテンツ産業は、依然として十分な外貨を稼げないままでいる。だが、日本は遅きに失したわけではない。外国人の熱狂は高ぶるばかりだ。今こそ「コンテンツ強国」へ。
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