時代を先読みした経営。企業が繁栄を続ける要諦であることは言をまたない。だが、言うは易しである。外部環境が大きく変わると分かっていても、目先の収益にとらわれると、本当のチャンスを逃してしまう。「会社の未来」をどう描き、歩むべき道を決めるのか。自らにこう問うてきたのが、創業212年の米デュポンだ。100年単位の戦略で動く米国の巨人は、何を見据えているのか。そこには日本企業に役立つ経営のヒントがあるはずだ。
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編集長インタビュー
「300年まで成功」が務め
デュポン会長兼CEO(最高経営責任者) エレン・クルマン