2014年5月26日号
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特集 新・通信覇者
フェイスブックが抱える 「恐怖」の正体
今年2月にスペイン・バルセロナで開かれた世界最大のモバイル業界の展示会「モバイル・ワールド・コングレス2014」。基調講演に登場した米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)に聴衆はくぎ付けとなった。この日、世界中から集まった聴衆が聞きたかったことは1つ。フェイスブックはなぜ「1.9兆円」を払ったのか、だ。
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特集 新・通信覇者
世界のキャリア 戦々恐々
メッセージアプリが、既存の通信事業者の成長機会を奪い始めた。韓国や日本のみならず、欧米でも大手キャリアは防戦一方の状況が続く。通信産業における覇権交代の流れは止まりそうにない。
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特集 新・通信覇者
新覇者候補はどこか
次世代通信の主役の座を着実に奪いつつあるメッセージアプリ勢力。市場の関心は既に「そのアプリ勢の中で誰が主導権を握るのか」に移りつつある。新覇者候補それぞれが抱く野望を紹介するとともに、覇権争いの行方を占う。
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特集 新・通信覇者
ワッツアップ買収で「全通信手段」を手中に
近年の通信分野における最も重要な変化は、モバイル端末の普及とコミュニケーション手段の多様化だ。従来パソコン利用が中心だったフェイスブックは、ここ数年で真のモバイル企業に生まれ変わった。さらに今後は、フェイスブックにインスタグラム、ワッツアップというあらゆる通信手段を押さえたことが最大の強みになるだろう。
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特集 新・通信覇者
「覇権交代」で暮らしも変わる
「午後10時に帰宅するから、それまでに洗濯を終わらせといて」「了解。気を付けて帰ってきてね」──。通話やメールで交わされたとしか思えないこのやり取り。実は、LINEを使った人間と家電の会話だ。