大企業はベアではなく、一時金の積み増しで対応したがっている。2013年度は円安でたまたま利益が出ているが、将来にわたる収益見通しについては不安があるからだろう。確かに、賃金そのものを上げては後々も負担になる。手当を増やすのも同じ理由だろうが、言い訳をしているみたいだ。

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日経ビジネス2014年2月24日号 34~35ページより

この記事はシリーズ「特集 賃上げ余力 格付け500社」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。