社長だった2008年12月に、自動車レースの「フォーミュラ・ワン(F1)」からの撤退を決めました。私自身、F1がやりたくてホンダに入社したことに加え、レーシングチームとして2006年に再参入して3年近く経って技術力も高まり、勝てる自信が出てきたタイミングでした。たくさんの技術者や監督の顔が浮かんできて、本当につらかった。