この母子像、どこか違和感を覚えませんか。19世紀当時ですと、母親は「家庭を守る女性」という保守的なイメージで描かれるのが普通です。しかし、子供の手からさくらんぼを口にしようとしているこの母親は真っ赤な口紅を塗って床に寝そべり、しどけないポーズを取っている。ルネサンス以来の伝統として、こういう描き方をされるのは大抵、高級娼婦なんですね。

ART. アートはじめませんか?
母子像が官能的過ぎる理由
館長が語る「『英国の唯美主義』展、とっておきの1枚」
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り2ページ / 全文 文字
-
お得な新春キャンペーン実施中!
今すぐ会員登録(有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員になると…
人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
オリジナル動画が見放題・ウェビナー参加し放題
日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題
あなたにおすすめ
Powered by リゾーム ?
ビジネストレンド [PR]
-
OSK
DX時代の基幹システムのあるべき姿とは
-
クボタ
持続可能な未来に向けて、クボタができること
-
コージェネレーション・エネルギー高度利用センター
コージェネシステムの一層の普及と技術開発進展を
-
日経グループアジア本社
日本の協力でスマートシティ国家を目指すインドネシア
-
日本アイ・ビー・エム
ソニーグループ会社が人材活用モデル高度化
-
リスクモンスター
約600コースのeラーニングと公開研修
-
日本HP
ICチップ1つでテレワークの安全性を自動的に守る
-
クボタ
クボタの空気環境で心と体の健康づくりを支援
-
電通国際情報サービス
データを活用し適材適所に人材を配置する仕組みとは
-
LegalForce
契約業務が変わる!弁護士開発のAIツール
[コメント投稿]記事対する自分の意見を書き込もう
記事の内容やRaiseの議論に対して、意見や見解をコメントとして書き込むことができます。記事の下部に表示されるコメント欄に書き込むとすぐに自分のコメントが表示されます。コメントに対して「返信」したり、「いいね」したりすることもできます。 詳細を読む