グローバル化と自由貿易を支える比較優位説は、効用すなわち幸福の拡大を支持する議論だ。ただ、ここで言う幸福は、お金の観点だけから定義されている。ある時間を、仕事(お金)のために使うのと、友人と過ごすことに使うのは、どちらが幸せなのか。

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日経ビジネス2014年2月3日号 92~93ページより目次

この記事はシリーズ「世界鳥瞰(2014年2月3日号)」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。