2014年1月13日号
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特集 メード・ウィズ・ジャパン
さらば、自前主義
それを「産業の空洞化」と、「技術流出」と、「雇用の喪失」と呼ぶ向きもある。だが、世界経済のダイナミズムは、既にメード・イン・ジャパンの輝きを曇らせた。自尊心をくすぐる自前主義と決別することで、日本企業が進むべき道が見えてくる。
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特集 メード・ウィズ・ジャパン
照準は50億中間層
凋落した米製造業は「メード・イン・USA」を諦めることで蘇った。アジアの猛追を受ける日本が生き残るカギも、世界と手を組むことにある。「1億総中流」が磨いた品質と価格を世界の50億人市場に振り向ける。
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特集 メード・ウィズ・ジャパン
「諦め」で強くなる
世界と手を携え、新たなモノやサービスを生み出すメード・ウィズ・ジャパン。成功に導くためには、「何を捨て、何を残すか」という取捨選択が重要だ。日本的経営の一部を「諦める」ことで、世界ではむしろ強くなれる。
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特集 メード・ウィズ・ジャパン
買われた家電店 残ったのは矜持
望んで外と手を結ぶ者もあれば、望まぬ買収や提携で協業を余儀なくされる者もある。中国資本に買収された家電量販店「ラオックス」ではこの4年間に何が起きたのか。資本も経営者も業態も変わった場所で、ある店長は、ただ1つ残されていたものを見いだした。
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特集 メード・ウィズ・ジャパン
経営の「開国宣言」
多様性を受け入れる意思さえあれば、メード・ウィズ・ジャパンの輪は増殖する。日本人、日本のためにという桎梏(しっこく)から逃れ、世界に経営を開く。それこそ、この先10年にわたって成長を持続するための条件となる。