2013年12月30日号
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特集 2014年 これが売れる
1.「法制度変更」が生む流行
優秀なグローバル人材になるための一番人気の“留学先”は軽井沢──。そんな時代が来るかもしれない。2014年8月、長野県軽井沢町に日本初の全寮制インターナショナル校が開校する。欧米の「ボーディングスクール」をアジア流にアレンジした「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK=アイザック)」だ。
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特集 2014年 これが売れる
2.「世相」が生む流行
6月から7月にかけFIFAワールドカップ(W杯)ブラジル大会が開催される2014年。実はW杯の年にはほぼ100%の確率で売れる商品がある。眠気覚ましドリンクだ。2002年の日韓共同開催を除けば、ドイツ(2006年)、南アフリカ共和国(2010年)などと、日本と7時間以上の時差がある国ばかりで実施されてきたこの20年のW杯。重要なカードが深夜早朝に組まれることも多く、期間中、多くの人が寝不足に陥ってきた。
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特集 2014年 これが売れる
3.「環境変化」が生む流行
血縁、地縁が薄まる中、災害時はもちろん日常的にも助け合う新しい交友関係が各地で広がる。
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特集 2014年 これが売れる
4.「2013年の反動」が生む流行
一見すると、何の変哲もない65型の大型液晶テレビ。だが、よく見ると液晶がゆるやかに湾曲している――。これは不良品でも何でもない。ソニーが2013年、米国や中国で発売した世界初の曲面液晶テレビ「S990A」(46)だ。視聴者を包み込む形になっており、「従来のテレビに比べ、圧倒的な没入感がある」(ソニー)という。
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特集 2014年 これが売れる
5.「新技術」が生む流行
2014年は、空中で手を動かすだけで操作できるテレビが人気になりそう。リモコンをなくして困ることも、複雑なボタン操作に悩むこともない。日本では韓国LG電子が「エアーリモコン」対応のテレビを日本で発売済み。
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特集 2014年 これが売れる
6.「社会問題」が生む流行
トヨタ自動車や日産自動車など世界最高水準の技術力を持つ企業が、なぜ何十年も、同じ問題を解決できないのか――。そう思っている人も多いかもしれない。増え続ける「ペダル踏み間違い事故」への対応についてである。
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特集 異色企業家だけに聞いた 2014年大胆予測
牛丼1杯3000円時代の幕開け
「証券業界の革命児」こと松井社長。日本で初めて本格的にオンライン証券を開始。古い慣習を破り捨て、斬新なアイデアで業界の度肝を抜いてきた。今も「一日信用取引の金利はゼロ」「NISA手数料恒久無料」など同業他社に挑戦状を叩きつけている。そんな松井氏が見る2014年とは?
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特集 異色企業家だけに聞いた 2014年大胆予測
きこり不足が深刻化する
一流大学出身者だらけの異色建設会社、平成建設。将来の職人不足を予見し、業界でも異例の内製化を進め、職人の待遇を向上。“高学歴大工集団”を築く。2度目の出場となる秋元社長は前回、「大工不足の深刻化」を見事的中。気を良くした鬼才が2014年の日本を破天荒に占う。
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特集 異色企業家だけに聞いた 2014年大胆予測
日中戦争までは起きない
2013年は「尖閣に隕石」発言がネットで炎上し、物議を醸した宋氏。ソフトブレーンの経営からは退き、活動拠点も北京に移してはや数年が経つが、歯に衣着せぬ物言いは依然健在だ。防空識別圏問題によってさらなる暗雲が漂い始めている日中関係を中心に、2014年を一刀両断する。
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特集 異色企業家だけに聞いた 2014年大胆予測
「草刈機まさお」の時代が来る
「草刈機(くさかりき)まさお」「芝耕作(しばこうさく)」「伝導(でんどう)よしみ」など独自の商品名で異彩を放つ農業機械メーカー、筑水キャニコム。「商品名だけで笑いを取れる唯一の企業」として農業関係者以外にも名を知られる同社は、世界40カ国に販路を持つ小さな国際企業でもある。筑後が誇る「ネーミングの魔術師」が展望する2014年とは?
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特集 異色企業家だけに聞いた 2014年大胆予測
2014年こそミドリムシの年
ミドリムシを培養し機能性食品を作る研究を手がけるユーグレナ。東京大学在籍中にミドリムシに興味を持った出雲社長が「体長100分の5mmの微生物が世界を食料難から救う」と確信し起業。2012年には東証マザーズへの上場も果たした。異色中の異色起業家は2014年をどう斬る?
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特集 異色企業家だけに聞いた 2014年大胆予測
町工場のリベンジが始まる
創業以来43年間の経常利益率が平均38%という驚異の町工場、エーワン精密の創業者。工作機械に取りつける「スプリング式コレット」なる部品で、国内トップシェアを誇る。ここ数年、中小企業の倒産や廃業が相次いだ日本の製造業。だが、そんな流れが2014年を境に劇的に変わると「町工場の星」は展望する。
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特集 異色企業家だけに聞いた 2014年大胆予測
犬が増えている間は日本は大丈夫
2年連続でトリを務めるのはこの人をおいてほかにない。前回の予測では多くの予想家が悲観的な見解を打ち出す中、大楽観論を果敢に展開。アベノミクスによる景気回復や五輪招致で沸いた2013年の日本の世相を見事的中させた。特集もいよいよオーラス。日本産業界のご意見番に大いに語っていただこう。
オピニオン
時事深層
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アサヒ、プレミアムの皮算用
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2014年、先進国主導強まる
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維新の会は分裂すべし