日産自動車が初めてモジュール開発したモデルを発売した。仏ルノーとの部品共通化や開発効率化でコストを削減。価格を抑えて多機能化し、先行するドイツ勢を追撃する。

 日産自動車は12月16日、同社のSUV(多目的スポーツ車)としては最量販車種となる新型「エクストレイル」を日本で発売した。

 実はこのクルマ、今期の業績予想を下方修正し「国内独り負け」とも言われる日産と、経営の悪化でリストラに追われている仏ルノーにとって、巻き返しへ向けた大きな意味を持つ。

 日本の自動車メーカーとして本格的な「モジュール開発」を導入した初のモデルとなるからだ。それにより、商品力の向上とコスト削減を両立させた。

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