ヨドバシカメラがEC(電子商取引)を大幅に強化する。工具やペット用品など専門外の商材も販売、「総合通販」に脱皮する。ネットを舞台にした小売事業者の競争は新たな段階に踏み入ろうとしている。

 家電量販店大手のヨドバシカメラが2014年、自社で手がけるEC(電子商取引)サイトの取扱品目数を現在の倍に当たる約500万品目に広げることが本誌の取材で分かった。

インターネット通販の拡大で、ヨドバシカメラの物流量も増加の一途をたどっている

 工具、飲料、加工食品、酒類、ペット用品、日用雑貨を幅広く品揃えする。ネットでは、強みのある家電関連以外の商材も売る「総合通販」へ脱皮し、国内でも最大手にのし上がった米アマゾン・ドット・コムを追撃する。

 工具はくぎやネジ、ドライバーといった日用的なものから、電動ドリルなど専門的な商材も扱う。一般用医薬品(大衆薬)の第2、第3類も販売する。飲料は12月初旬時点で国内のほぼすべての大手メーカーと商品仕入れの商談を済ませたとしており、来春にもサイトに掲載。ミネラルウオーターなどのまとめ買いを見込む。

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