誰もが気になるのが、「自分は年金をちゃんと受け取ることができるのか?」という素朴な疑問だ。「今後20~30年で破綻する。持続は不可能」とする見方も多いが、実際はどうか。現在の制度は、2009年度の時点で約150兆円ある積立金を少しずつ取り崩しながら、約100年にわたって年金給付を続ける仕組みだ。今の計画では、2105年の時点で15兆円ほどの資金が残る計算となっている。

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日経ビジネス2013年12月9日号 36~39ページより

この記事はシリーズ「特集 年金はどこまで減るか」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。