買収を終えたとして、次に来る課題は現地企業をうまく経営できるかどうか。日本企業はこの点でまだ不安を抱えている。現地の事情を知らないまま日本人が買収先に乗り込んでいって、マーケティングや製品開発などで的外れな指示を繰り返し、シェアを失った揚げ句、優秀な人材が退職するといったことは少なくない。結果、買収先の価値を自ら落としてしまうのである。
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この記事はシリーズ「特集 “越境M&A”の成否[後編]」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
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