アンドロイド

パターンから選ぶだけで編集完了

 プレゼンテーションにおける、画像の威力はよくご存じだろう。ちょっとした写真が聴衆を引きつけ、説得力を引き上げる。まして気の利いた動画ならば効果は絶大だ。

 写真はもちろん、ちょっとした動画もスマートフォンで十分撮影できる。例えば、プレゼンのスライドに動画を入れる際にも、ちょっと工夫すればスマホで事足りる。ただし、大事なプレゼンなら多少は編集したいところだ。そこでお薦めなのが、簡単に動画を加工できる「Magisto」だ。

 まずは、新たにビデオを撮影するか、ギャラリーから撮影済みのビデオを選択する。細切れでいいので、あらかじめ使えそうな動画をたくさん撮っておくのがコツだ。複数の動画を組み合わせて使うこともできる。続いて、テーマからジャンルを選ぶ。堅めのプレゼンなら、「Clean」がいいだろう。テンポよく投影したいなら、「So Cute!」なども楽しい。選択画面でプレビューが見られるので、プレゼン前に一度すべてチェックしよう。続いて、タイトルを入れて音楽を決めれば作業は完了。しばし待っていれば完成だ。トリミングなどはできないが、手間をかけずにそれなりのビデオに仕上がる。

iPhone

映画のような動画も作成

 iPhoneでは、米アップル純正の動画編集アプリ「iMovie」が人気だが、この「Game Your Video」もお薦めだ。通常の編集はもちろん、まるでトイカメラで撮ったような、少々やりすぎなくらいポップな動画も作れる。不真面目と敬遠するなかれ。この楽しげな雰囲気は、プレゼンの導入に最適。これで10秒程度の動画を作るだけで、誰もが目を奪われてしまうだろう。

 機能は意外に充実していて、動画を読み込む時点でトリミングしたり、複数の動画をくっつけることが可能。2つの動画を並べることもできる。例えば、新商品と旧商品を並べて動画で見せる――といったことはお手のものだ。

 ビデオを読み込んだら、スロー再生やフィルターテキストの入力を指定しておけばよい。効果を追加するには、プレビュー画面で再生しながらタイミングを見計らって、メニューをタップする。細かな編集作業が面倒なら、あらかじめ用意されたテーマを使うこともできる。チャップリン風やヒップホップ、レトロな8mmなどを選べば簡単に仕上がるはずだ(テーマは追加アドオンで利用するものもある)。

 メニューが日本語化されていないのが残念だが、しばらく使ってみれば慣れるレベルだ。家族の動画で肩慣らしして、ビジネスにも応用しよう。

注:価格は11月5日時点
日経ビジネス2013年11月18日号 58ページより目次