宮城県亘理郡山元町。橋元忠嗣は、毎日欠かすことなく仮設住宅からここに通う。夜も明けぬ午前3時頃から1万1000m2にわたるイチゴの温室を歩き、葉や土の状態をくまなく見て回る。東日本大震災をきっかけに一度はあきらめかけたイチゴ栽培。橋元は再び「現場」に戻ってきた。

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日経ビジネス2013年11月11日号 48~49ページより特集目次号全体の目次

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