まるでSF映画に登場する宇宙船のような流麗なフォルム──。東京五輪の主会場となる「新国立競技場」が、五輪施設への関心を呼んでいる。五輪は「建築の祭典」でもある。現代建築や建築家を知ると、楽しみは倍増する。

 五輪はスポーツだけでなく建築の祭典でもある。建築の知識があるかないかで、五輪の楽しみ方は大きく変わる。その好例が、2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場だ。

(写真:日本スポーツ振興センター)

 テレビなどで紹介された完成予想図(上)を見て、建築に全く興味がなかった人でも、家族や同僚と「あれ何?」「本当に造るの?」といった話をしたに違いない。その時、「あれは英国の女性建築家、ザハ・ハディドが設計した競技場だよ」と言えれば、一目置かれるはず。2020年まで、建築の知識はビジネストークの潤滑油となる。

 現代建築の最先端を押さえるための6つのポイントをお教えしよう。