世界の大学が今、過去にないほどの大きな変化に直面している。震源は米国。無料のオンライン講座「MOOC」が、大学に存在価値を問いかける。「社会に必要とされる人材を輩出しているのか」と。グローバル化で、社会が、そして企業が求める人材像は大きく変わった。地球規模の難題に取り組める「考える力」を育てるために、巨額マネーが動く。米英トップ大学は強さに磨きをかけ、アジアの新興大学が猛烈に追い上げる。この「教育革命」に出遅れていた日本の大学も、ようやく目覚めつつある。次世代の人材教育を舞台に、世界のトップ大学で熾烈な競争が始まった。

(石黒 千賀子、ニューヨーク支局 細田 孝宏、マイケル・センズィン、ロンドン支局 大竹 剛、ローラ・スカーレット、香港支局 池田 信太朗、白壁 達久、田中 深一郎)
(デザイン:藤田 鮎美)

CONTENTS

東京大学・濱田純一総長の危機感
座して死は待たぬ

序 章  データで見る日本の大学

第1章  ネット講義配信の衝撃

第2章  大学が成長戦略の柱

第3章  近代化のモデルは今

第4章  立ち上がる日本

第5章  海外に出た日本人の提言

日経ビジネス2013年10月14日号 28~29ページより目次