不動産バブル、共産党幹部の腐敗、高齢化。得体の知れないシャドーバンキング。中国経済の失速論がかまびすしい。中国は岐路に立っているが、それでもなお高度成長の余熱が残っている。ただし、習近平政権が10年の間に、前政権が先送りした課題を解決できなければ「中国の夢」は砕け散る。それは日本や世界にとってもマイナスにしかならない。綱渡りを強いられる中国経済に日本企業はいかに臨むべきか。

(森 永輔、上海支局 坂田 亮太郎、張 勇祥)
(デザイン:藤田 美夏)

CONTENTS

 ルポ編 
中国版
「失われた10年」高度成長の爪痕

 検証編 
中国経済4つの余熱
だが早期破綻はない

 企業編 
日本の技術が生きる
「困る中国」こそ商機

経済長期予測
中国、10年で米国に肉薄

 政治編 
李克強の挑戦
朱鎔基の再来なるか

 提言 
反中感情を捨てビジネスを

 データ編 
データで見る
中国の強さと弱さ

日経ビジネス2013年10月7日号 26~27ページより目次