消費税制に対する批判として、逆進性や益税(税金の一部が事業者の手元に残ること)、景気冷却への危惧がよく挙げられるが、本書はこれらとは異なる位相から消費税が不公平な税制であるカラクリを解き明かした1冊。ジャーナリストの書とあって、消費税によって窮地に追い込まれた事業者の声を丹念に拾い上げている点が類書とは一線を画している。