自ら「私は30年来の改憲論者」と称する憲法学者の著書である。現行憲法を「ぶっ壊れた中古車のようなもの」と例え、軽快に改憲論を展開していく。著者によると、改正を急ぐべき部分は大きく分けて2つある。1つは、時代の変化に伴って生まれた新しい人権問題だ。「環境権」や「プライバシー権」、行政に対する「知る権利」などの条文追加が必要だという。