2013年8月12・19日号
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特集 ロボットvs職人社長
仕事はここまで減る
長年手作業で続けられてきた「職人技術」が急速に姿を消しつつある。ロボット工学の発展を追い風に、業界を問わず自動化が進んでいるためだ。このままでは今後数十年で既存の仕事の多くが消滅しかねない。
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特集 ロボットvs職人社長
俺の仕事は消えない
日本には、職人が長い時間をかけて磨き上げた熟練技術がたくさんある。進化するロボットは、そんな“匠の技”まで駆逐してしまうのか。5人の「職人社長」が人間の誇りを賭け、最先端技術に挑む。
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特集 ロボットvs職人社長
機械化できない3つの秘技
「2050年でも、本当にうまいラーメンを出す店は必ず人間が作っているよ」。福岡市に本店を置くラーメンチェーン「博多一風堂」を運営する力の源カンパニーの河原成美CEO(最高経営責任者)はこう話す。
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特集 ロボットvs職人社長
顧客の顔色が読めるロボットはいない
「イラッシャイマセ」と人型ロボットがフロントで宿泊客を出迎え、業務用のお掃除ロボットが部屋を奇麗にして回る――。
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特集 ロボットvs職人社長
コンピューターには第六感がない
米ニューヨーク市の中心部からクルマで1時間の郊外にヘッジファンドの米トレードワークスはオフィスを構える。しかし不思議なことに、社内にはトレーダーが1人もいない。約50人いる従業員の多くはプログラマーだ。
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特集 ロボットvs職人社長
木との会話は機械にはできない
数多くのカンナが棚に整然と並んでいる。宮大工の小川三夫氏は棚の奥から槍カンナを取り出した。文字通り槍のような鋭い穂先を持ったカンナで、刃先は素人目にもよく研ぎ澄まされていることが分かる。
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特集 ロボットvs職人社長
人間が欲しいものは人間にしか分からない
「さあ皆さん、これ全部セットでいくらだと思いますか?4万9800円!5万円を切るんですよ!」――。平日朝9時29分。テレビ東京にチャンネルを合わせると聞き慣れた声が耳に飛び込む。
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特集 ロボットvs職人社長
30年後も食える仕事
かくして職人軍団の全勝で終わった人間対機械の5番勝負。その戦いには、人間が機械に対抗するための様々なヒントが隠されている。30年後、機械化で付加価値を失う仕事と、そうでない仕事の境界線を引く。
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特集 ロボットvs職人社長
患者の心を読める医者は残る
IBM基礎研究所が開発したWatson(ワトソン)は、人間の質問を的確に判断して、膨大なデータベースから正解を探し出す質問応答システム。2011年、米国の人気クイズ番組「ジョパディ!」に主演し、最高金額賞を獲得した輝かしい実績を持つ。
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特集 グーグル再点火
グーグル再点火
グーグルがあらゆる分野で存在感を増している。突拍子もない試みに注目が集まるが、その裏で進むのは、むしろ重点分野への「集中」。ラリー・ペイジCEO(最高経営責任者)の強力な統率の下、「圧倒的な革新」だけを見据える。絶頂期を迎えたインターネットの覇者の現状と、その競争力を検証する。
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特集 グーグル再点火
検索は「アシスタント」になる
検索分野で今まさに注力しているのが、利用者の声から「何を欲しているのか」を正しく理解し、それに合致した答えを返すことだ。
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特集 グーグル再点火
誰が止めるのか
収益力、技術力とも向かうところ敵なしに見えるグーグル。その影響力は、今後も拡大を続けるのか。同社の基幹分野である「検索」「広告」「ソーシャル」で競争力を検証する。
オピニオン
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将棋ロボに現役プロが初敗北