2013年7月29日号
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特集 安倍晋三
ノートに記した「戒め」
2006年の第1次内閣は政策の優先順位や人事などでつまずいた。その挫折を糧に、実務重視の布陣や政権運営での「修正術」が際立つ。周到な回り道を厭わないリアリストへの脱皮を果たし、久方ぶりの長期政権を狙う。
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特集 安倍晋三
順調な政権運営、「経験のなせる業」
第2次安倍晋三内閣は高支持率を維持している。1年で幕を閉じた前回とは何が変わったのか。
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特集 安倍晋三
敵は「自民党」にあり
懸案の「ねじれ国会」を解消し、長期政権へ足場固めを狙う安倍晋三首相。カギを握るのはやはり、1にも2にもアベノミクスの行方とその成果だ。消費増税、TPP、巨大与党の抵抗…。難題が待ち受ける。
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特集 安倍晋三
リーダー不在、経済界の苦悩
安倍晋三首相と連携して日本経済の復活に取り組むはずの経済界のリーダー不在が深刻化している。経済界の総本山と称された経団連は、米倉弘昌会長と安倍首相の対話さえ実現しない窮地に陥ったままだ。
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特集 安倍晋三
「短命ドミノ」に終止符
政権の長期安定のカギとなるのはアベノミクスの成否だけではない。原発再稼働などの内政、外交政策なども高いハードルとなる。首相のリーダーシップを弱める構造要因にもメスを入れる時だ。
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特集 安倍晋三
「経済優先」崩せば、政権は危うく
安倍晋三さんがなぜ変貌を遂げたのかと言えば、十分な準備ができていたことが挙げられる。第1次内閣時は、ほとんど心の準備ができないまま首相に就き、失敗した。退陣後、1人の政治家という立場で様々な立場の人々と語り合えたことで、たくましさとしたたかさを身につけた。
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特集 ゲームを「リセット」せよ
ゲームを「リセット」せよ
家庭用ゲーム産業が誕生して30年。今、最大の転換期を迎えている。専用機離れは止まらず、スマートフォン向けも顧客を奪い合う。新しいビジネスモデルを打ち立てる「ゲームブレーカー」は登場するのか。
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特集 ゲームを「リセット」せよ
「コア」も「ライト」もゲーム離れ
京都精華大学で講師を務める榎戸利光さん(38歳)は根っからのゲーム好き。タイトーが1978年に投入したアーケードゲーム機「スペースインベーダー」を皮切りに、35年間で2000以上のゲームで遊んだ。
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特集 ゲームを「リセット」せよ
「リプレー」の主役は
“軽量級”の新興企業が価格を武器に家庭用ゲームビジネスに参入。家庭用ゲーム機大手も復権に向け始動。新たな戦いが始まった。最悪期を脱し、ユーザーにゲームを「リプレー」させるのは誰か。