日本の製造業の土台、そして競争力の源泉となっている部品産業。その勢力図が新たに塗り替えられようとしている。自動車各社の部品共通化で部品メーカーの優勝劣敗が鮮明になり、電機や外資メーカーの攻勢はここぞとばかりに激しさを増す。スマホでは、半導体メーカーによる端末メーカーの支配が始まった。新たに創造される世界。そこでは過去の慣習や戒律は消え、世界基準での実力がモノをいう。長くケイレツにこもってきた日本企業は、この大激流を渡り切れるか。

(熊野 信一郎、山根 小雪、佐伯 真也、佐藤 浩実、ロンドン支局 大竹 剛)
(デザイン:岡田 木華)


 

CONTENTS

カオスから見えた新秩序
ゴーンショック再び

日系部品、VW(フォルクスワーゲン)殺到の舞台裏

電子部品、下位からの反逆
スマホ各社、下請けに

「ノアの方舟」に乗れるか
強さを点から面へ

日経ビジネス2013年7月22日号 24~25ページより目次