日本食の人気が世界で急速に高まっている。海外の日本食レストランの数はわずか3年で2倍近くに増加。寿司だけでなく、ラーメン、カレーライスなどに裾野が広がっている。大半の日本食店を経営するのは、日本人ではなく、外国人だ。日本人には不思議なメニューも多いが、現地では熱狂的に支持されている。低価格化によって「大衆食」となり、市場規模は急激に膨らんでいる。知られざるブームの舞台裏と日本企業の最前線に現地取材で迫った。

(山崎 良兵、宗像 誠之、中 尚子、ロンドン支局 大竹 剛、ローラ・スカーレット)

CONTENTS

世界を席巻する日本食ブーム

世界各地で「大衆食」に
“非日系”に長蛇の列
ヨー!スシ 回転寿司
ワガママ カジュアル日本食
ボーン・ダディーズ ラーメン店
シャブシ しゃぶしゃぶなど

商機に沸く日本企業
躍進支える“黒子”たち
鈴茂器工 寿司ロボット
味の素冷凍食品 冷凍ギョーザ
キッコーマン しょうゆ
東京すしアカデミー 寿司職人育成

日系外食、成功の条件
3つの壁を乗り越えろ
らーめん山頭火 アブ・アウト
築地銀だこ ホットランド
博多 一風堂 力の源カンパニー
丸亀製麺 トリドール

「正しい日本食」の幻想捨てよ

日経ビジネス2013年7月15日号 26~27ページより目次