1粒のコメも入れるな、TPP(環太平洋経済連携協定)参加には断固反対──。
市場開放の動きが強まるたび、農協はグループを挙げてあらがい続けてきた。
抵抗勢力の牙城と位置づけられてきたが、その影響力と存在意義は崩壊過程にある。
農業の現場では、変革をもたらす新たな動きが相次いでいる。
危機感を背に、自ら変わろうとする農協の試みも緒に就き始めた。
衰退産業の代名詞から成長産業へ。
政府も本腰を入れようとし、機運はかつてないほど高まっている。
生産者同士、そして農協も経営力を競う。それがTPPに勝つ「強い農業」への一歩となる。
CONTENTS
北欧林業に学ぶ「6次産業化」
森から輸出まで 地域栄える循環図
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