金融危機以降、一時、2000ドル近い高値をつけた金価格の下落が続いている。世界経済は回復しつつあるとはいえ、各国中銀によるQEでインフレ率は低下傾向にある。QE脱却に向かえば実質金利は上昇し、金価格は長期的には下落せざるを得ない。

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日経ビジネス2013年6月10日号 112~113ページより目次

この記事はシリーズ「世界鳥瞰(2013年6月10日号)」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。