2013年6月10日号
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特集 沸騰・不動産 次の風景
金持ちも庶民も走る
東京都心の億ションが、沖縄のリゾートマンションが、「瞬間蒸発」している。アベノミクスによる物価・金利の上昇の可能性と、2014年の消費増税が要因だ。富裕層から庶民まで、あらゆる人たちが不動産取得に走り始めた。
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特集 沸騰・不動産 次の風景
沖縄にマネーが飛び火
ゴールデンウイーク明け。東京・浜松町のビルの1階に、熱帯魚の大型水槽を置いたサロンが開設された。三線の音色が流れ、南国情緒を醸し出す。
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特集 沸騰・不動産 次の風景
アベノミクスで↑上がる場所↓下がる場所
アベノミクスで価格上昇の期待が高まる不動産市場。それでは、今後、大きく値上がりしそうな場所はどこなのか。首都圏主要駅ごとのマンション価格上昇度からランクづけした。
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特集 沸騰・不動産 次の風景
日本買い漁る海外勢
個人よりも不動産投資に熱狂しているのが海外や年金のマネーだ。だが、「異次元緩和」に依存した市場は、バブル誘発の懸念もつきまとう。いずれは人口も世帯数も減る日本。これが最後の宴となる懸念は捨てきれない。
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特集 沸騰・不動産 次の風景
異次元緩和がもたらす歪み
ここは企業側の裁量の余地が大きく、「2008年までのミニバブルでは投資家に不利になる条件設定が横行した」(REITアナリストの関大介氏)。これは利益相反問題と呼ばれる。
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特集 自動運転がやってきた
自動運転がやってきた
SF映画や小説の中のものと思われていた、クルマの自動運転。ところが、米国で既に公道を走り回っている現実がある。普及すればクルマの「原罪」とも言われる悲惨な事故は大きく減り、心身に問題を抱え、運転が難しかった人もクルマに乗れるように。一方、それでも事故が発生した時の責任など、解決すべき問題も多い。進化するクルマは、人間に新しい共生の形という問いを投げかける。