かつて「入れば一生安泰」と言われた大企業で、早期退職が相次いでいる。別の企業に入った人、新たな会社を興す人、職を探し続ける人――。辞めた後の境遇は様々だが、今も多くの人が、「まさか自分が会社を去ることになるとは」という戸惑いを抱えている。だが、大量の社内失業者が企業活動の足かせとなっている日本にとって、今後、人材流動化が経済再生に不可欠であるのは間違いない。「パナソニックやシャープを辞めた人たち」の実情から、雇用流動化を促進するため企業と個人が今すべきことを取材した。

(白壁 達久、西 雄大)

CONTENTS

早期退職者たちの今
戸惑いの中の再出発

流動化の理想と現実
解雇先行の危険性

経営者の苦悩
雇用改革、企業も努力を
コマツ相談役 坂根 正弘氏が提言

新卒人気順位と大きな差
「次」に選ぶべき会社

日経ビジネス2013年5月20日号 28~29ページより目次