――発端は「古書店と古書をテーマに、小説を書きたい」という思いです。大学卒業後、古書店に勤めていた時、古書自体はもちろんですが、玄人はだしの選球眼で稀覯書を探しては売りにくるホームレスなど、数々の奇妙な人たちとの出会いがありました。