中国の基礎年金で2兆元(約29兆円)もの「空帳(資金の流用)」が明らかになった。単年度の収支も、大がかりな財政支援を受けてようやく黒字を保っている状況だ。賦課方式から積み立て方式への移行も叫ばれるが、その財源確保には大改革が必要だ。

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日経ビジネス2013年1月28日号 124~125ページより目次

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